カテゴリ家電、AV、カメラオーディオ機器スピーカー一般FOSTEXメーカー・ブランドFOSTEXフォロー状態目立った傷や汚れなし（詳細） ＤＤＢＨ（ダンプダクト・バックロードホーン）とは、白土氏が提唱されている、長岡式バックロードホーンの進化形です。この一年でスピーカー製作が趣味となり、バックロードホーン・ダブルバスレフ・音工房Ｚのメルマガ登録で紹介されているＢＨＢＳ（バックロードホーン・バスレフ）と製作してきましたが、このＤＤＢＨ（ダンプダクト・バックロードホーン）の素晴らしさに最近はまって５台ほど作りましたが、最初に作ったＤＤＢＨです。
 ＤＤＢＨの特徴は、通常のバックロードホーンの出口にバスレフのようなダクトをつけることで、以下のような特徴を持っています。①バックロードホーンよりも短い音道で同等以上の低音が再生できる。②音道が短いので、エンクロージャーを小型に出来る。③バックロードホーンのボーボーという中低音の暴れがなく、さらにより低い周波数までフラットに再生できる。ということらしいです。
 ＤＤＢＨ-Ｔ１０ＢＡＳＩＣは、その入門用といえるもので、合板一枚で左右２本製作できるというコストパフォーマンスに優れたもので、バッフルのスピーカー取り付け部が９３ｍｍなので一般的なFostexのＦｅシリーズにぴったりです。自分も作る前は半信半疑でしたが、作って音を出した瞬間にその素晴らしさに圧倒されました。Fe103とFe103enで聞いていましたが、１０cmフルレンジ一発とは思えない低音が出ます。トーンコントロールは不要です。写真の様な感じで聞いていますが、何十年とリファレンスて使っている長岡鉄男氏設計の１６cmのバックロードホーンＤ１と同等以上の低音が出ます。迫力はやはり１６cmの方がありますが、低音はＤＤＢＨの方が、フラットにしっかり出ている印象です。
 元々の設計は１５mmの合板使用でしたが、12mmの合板に設計を手直ししたためにサイズは約１６cm×２０cm×８８，５cm（土台を含まない・土台を含むと高さ約９０cm）となります。色・音道の様子は写真を見てもらえば分かりますが、全面のバッフルはオイルフィニッシュ３回仕上げ、側板はマホガーニーのオイルスティンで着色した後にウレタンニス３回仕上げとなっています。スピーカーコードは直出しで、蝶ねじでスピーカーコードを留める方式です。コストパフォーマンスに最も優れていて音質的にも直出しなので良いと思います。自分としてはきれいに仕上げたつもりですが、素人の日曜大工ですので、見えるところは、ハタガネを使って釘を使用しませんが、見えないところは釘を打ちますし、細かいところはご容赦ください。ニスの乾きが早く刷毛ムラが少しある場合がありますが、聞くときは見えないので気にしていません。是非一度聞いてもらいたいと思います。スリムなトールタイプなので、テレビの脇に置いても邪魔にならずに聞けると思います。ユーチューブの音をスピーカーで聴くと結構いいです。
 年末年始の帰省中の出品ですので、１月５日までに手続きを完了できる方でないと発送が出来ませんので、ご了解願います。また、写真はユニットをつけた状態を確認してもらうためにFe103をつけた写真がありますが、発送するのはエンクロージャーと蝶ねじ・低音調整のための12mmの板となりますので、スピーカーユニットは落札者様の方でご用意ください。
 スピーカーは作ってみたいけど自分では面倒だという方、じっくり音楽を楽しみたい方、バックロードホーン以外の音に関心がある方、ＤＤＢＨの音を聞いてみたい方どうでしようか？市販のキットよりもお得だと思います。発送は着払いでお願いします。九州・佐賀からの発送となります。（色を変更したい、新規に製作してほしい等は、質問してください。現在も12cmクラスのＤＤＢＨを制作中ですので、時間があれば対応できるかと思います。）
（2022年 12月 29日8時 01分 追加）日時が合えば、近県手渡し可能です。