特別保存刀剣 長脇差 賀州住藤原長次 
長さ 55センチ(一尺八寸一分五厘) 反り 1.4センチ(四分五厘) 元幅 2.91センチ 元重 0.65センチ 先幅 2.10センチ 先重 0.52センチ 重量 481グラム 付属 白鞘、銀着一重ハバキ ※幅、重はデジタルノギスでの個人計測ですので誤差がある可能性があります。
加州新刀にハマるきっかけとなった姿が良く刃文の美しい一振です。(個人の感想ですが…)欠点は刃区の刃こぼれと茎の鐔減りですが、写真にもありまよようにこの状態で特別保存刀剣に合格しております。先の所有者様は倉敷の刀剣店で30万円で購入したようで、領収書が付属しておりました。自分の管理できるコレクションに限りがあり、一振増やしましたため出品いたします。到着後は速やかに名義変更届けの提出をお願いいたします。（神奈川県の昭和２９年登録です）
作者藤原長次について承応三年(1654年)前田利常が藩内の刀鍛冶中より優秀者を22名選び、前田利家の菩提寺である瑞龍寺に22振刀を奉納しました。長次はその際に選出された刀工の一人(奉納順９番 奉納刀は成巽閣に現存)です。出自や系統は不詳で、初代・二代があるようです。